令和元年度歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール審査

2020年03月10日
 
 令和元年度「歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール」の東京都学校歯科医会による審査会が令和元年9月18日(水)に開催されました。このコンクールは、日本学校歯科医会が次の世代を担う子供たちの作品を対象として、口腔保健に関する理解と認識を高めることを目的に実施しているものです。そして、東京都学校歯科医会が中心となり、東京都教育委員会とも共催し東京都内の作品を集めたコンクールを実施しています。
審査会場には応募総数10,711作品の中から、地区学校歯科医会で選ばれた優秀作品として、保育所・こども園・幼稚園の部9作品、小学校低学年の部44作品、小学校高学年の部46作品、中学校の部32作品、高等学校の部6作品、特別支援学校の部13作品、合計150作品が集められました。会場の壁いっぱいに貼られた作品はどれも力作ばかりで、子供たちの熱い気持ちが伝わってくるようでした。
審査会は、一次審査さらに二次審査を行い、その結果各部門の1位から3位までの作品が選ばれました。画面いっぱいに大きな口が描かれた子供らしいのびのびとした作品や健康な生活をテーマに8020運動を取り上げた作品など、どれも甲乙つけがたい作品が多く、選ぶのに大変苦労しました。特に学年が上がるにつれ、本コンクールの趣旨である歯科保健に関する理解と認識の高まりが作品に反映されており、幼児、児童、生徒の歯科衛生に対する意識の高さを実感しました。
一次審査、二次審査の間に、審査員長の国立大学法人東京学芸大学名誉教授博士(教育学)増田金吾氏により、歯科保健を意識したアイデア、ポスターとしての伝達力、絵画としての美しさ等の視点を意識して評価をすると良いというお話をいただきました。
今回、各部門1位に選ばれた作品は日本学校歯科医会のコンクールに推薦されました。
本年度のコンクールにはたくさんの幼児・児童・生徒の皆さんに参加していただきました。これからも、歯や口の健康づくりに興味をもって様々な取組にチャレンジしてください。そして、生涯にわたって健康な生活を送ることができるように願っています。
 
 

令和元年度「歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール」審査員

 
〔審査員長〕
増田 金吾 国立大学法人東京学芸大学名誉教授 博士(教育学)
   
〔審査員〕
太田 誠一 東京都教育庁地域教育支援部長
山田 善裕 東京都教育庁地域教育支援部 歯科保健担当課長
石丸 雄二 東京都教育庁都立学校教育部 学校健康推進課長
靭 健治 東京都教育庁指導部 指導企画課指導主事
山崎 一男 公益社団法人東京都歯科医師会会長
関 隆弘 東京私立初等学校協会 研究部図工研究部主任
   
〔一般社団法人東京都学校歯科医会〕
末髙 英世 会長
鈴木 博 副会長(学術担当)
長沼 善美 副会長(事業担当)
澤田 章司 専務理事
渡邉 実 理事(総務担当)
箭本 治 理事(会計担当)
髙橋 裕幸 理事(広報担当)
酒井 克典 理事(事業部チーフ)
髙橋 文夫 理事(表彰・大会担当)
清水 浩一 理事(表彰担当)
西村 健 理事(大会担当)
山﨑 靖 理事(推進校担当)
(順不同・19名)